恒例の音楽だいすきクラブの企画に沿った、今年購入した音楽メディアのうち2018年発売のものをベストテンで並べました。
- 上坂すみれ『ノーフューチャーバカンス』
- SOLEIL『SOLEIL is Alright』
- 高垣楓(CV:早見沙織)『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER こいかぜ -彩-』
- D.A.N.『Sonatine』
- world's end girlfriend『LAST WALTZ IN TOKYO』
- CERO『POLY LIFE MULTI SOUL』
- SOLEIL『My Name is SOLEIL』
- 前野健太『サクラ』
- 吟(BUSTED ROSE)『POP TEAM EPIC ALL TIME BEST』
- ひめとまほう『姫と魔法』
- 上坂すみれ『ノーフューチャーバカンス』
アニソンタイアップ多数と粒ぞろいのアルバムオリジナル曲が絶妙な組み合わせとなって最高の一枚となりました。エレクトロニカからフューチャーファンクまで電波ソングを織り交ぜながらの振り幅があるのに振り回される感じがしない曲順のつけ方もグッド。通常盤,ブルーレイ付盤,写真集付盤,ハイレゾと一番買ったアルバムでもあります。ハイレゾはエッヂの鋭さがくっきりわかるので超オススメ!
- SOLEIL『SOLEIL is Alright』
一聴で心というか心臓を鷲掴みにされた1枚。60年代のガレージでイケイケでGOGOなサウンド、ふわっとした歌とさらにふわっふわな語りが相乗効果をなしている。1stを以て澤部渉(スカート)や横山剣といったアーティストによって提供された曲もイケてる。現在中学3年生のそれいゆさんの受験休養明けの活動にも注目したいです。
- 高垣楓(CV:早見沙織)『THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER こいかぜ -彩-』
2017年のデレマス総選挙1位の高垣楓が、デレステ楽曲総選挙1位の『こいかぜ』を歌うという企画をここまでやってしまうという、その壮大さに開いた口が塞がらない(いい意味で)1枚。いつかNHK紅白歌合戦の大トリをやってのけてしまうんじゃないか、なんて妄想も無理じゃない気がしてくる、パワフルさ。ハイレゾの配信を首を長くして待っています。
- D.A.N.『Sonatine』
前作までの違いといえばサポートパーカッションの小林うてなさんの参加が1曲のみに留まったこと。これによって抜け感が薄くなり、歌詞の内容も相まってより内に向いた内面的なアルバムになり、D.A.N.というバンドのサウンドとしては大歓迎な方向性といえる。
- world's end girlfriend『LAST WALTZ IN TOKYO』
2016年発売のアルバム『LAST WALTZ』の再演だけでなく、旧譜曲も収録。ギターサウンドにストリングスが重なりとても気持ちのいい音となっている。ベストアクトは湯川潮音ヴォーカルの『Storytelling』で決まりかな。唯一残念なのはMC無し,観客のガヤが殆ど無いってところくらい。
- CERO『POLY LIFE MULTI SOUL』
サポートメンバーを入れ替えながらリリースを続けるCERO、今回の組み合わせによって生まれた楽曲たちは変拍子で曲構成がトリッキーなものが目立つ、安心して聴いていられないというか思わず聞き耳を立ててしまうものばかりだ。そしてこれらの曲をライブで再演できてしまう彼らの演奏力にも拍手。
- SOLEIL『My Name is SOLEIL』
2ndほどのインパクトはないけれど、SOLEILのデビューアルバムとして記念碑的なアルバム。リッチサウンドが囃し立てられている昨今にモノラルサウンドで突入してくる姿勢もすばらしい。
- 前野健太『サクラ』
シンガーソングライターとして私的な内容を突き詰めつつも、曲アレンジを外注することで「歌手」として芳醇なふり幅を見せてくれた1枚。前野健太の良いところも悪いところもギュッと詰まっています。参加アーティストも豪華。
- 吟(BUSTED ROSE)『POP TEAM EPIC ALL TIME BEST』
2018年の覇権(?)アニメ「ポプテピピック」のサウンドトラックは圧倒的な物量で攻めてくる。その数、元ネタを辿るもの面倒になってしまうほど。とりあえずドロップスターズ『Twinkling star』は神曲。
- ひめとまほう『姫と魔法』
ヴォーカリスト・姫野たまを素材にして遊ぶ実験場として非常にユニークな一枚。傑作というより寡作なんだけど、この方向性この作りでここまでバラエティーになるんだと感心してしまう。姫野さんはアイドルというよりヴォーカリストという肩書がしっくりくるような気がします。